【A】Scr1.9, eGFR 23の腎機能低下患者に対してのタリオンOD錠の投与量は1回5mgにするなど減量して投与することが必要と考えられる。タリオンOD錠の規格は5mg, 10mgの両方存在する。
使用上の注意
腎機能障害のある患者
〔本剤の血中濃度を上昇させることがある。また、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、低用量（例えば1回量5mg）から投与するなど慎重に投与し、異常が認められた場合は減量、休薬するなど適切な処置を行う。〕
(引用 : タリオンOD錠 添付文書)
腎機能障害のある患者では低用量から開始するなど慎重投与する。
(参考 : CKD診療ガイド2012 日本腎臓学会編)
腎不全時
慎重投与
1回5mgから開始など減量して投与する
(参考 : 改訂3版 腎機能別薬剤使用マニュアル)
記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます。
週１回メルマガが届きます
質問投稿することができます
【質問】 バゼドキシフェンの飲み忘れ対応について、「決して２回分を一度に飲まないでください。気がついた時に、１回分を飲んでください」とありますが、多くの薬剤に記載のある「次回服用時間が近ければ飲み忘...
【質問】インスリン注射を使用する際、2本を使用して単位数を満たしてもよいか。 例えば20単位を1本は5単位、もう1本は15単位で注射する場合などはどうか。 【回答】ペン型インスリンで必要単位量に残量が満たな...
【質問】ユニフィルによる夜間頻尿が考えられる場合、朝食後投与を考慮してもよいか。それとも、処方の変更が望ましいか。 【回答】 テオフィリンは気管支拡張薬として有効である一方、腎臓でのアデノシンA1受容...
経口補水液について / 施設で再会した患者さんとのエピソード 2025.5.19 第173号