【A】パクリタキセル (先発品 : タキソール)は約200ミリリットルのビール(週1回投与の場合)、約500ミリリットルのビール (3週に1回投与の場合)に相当するアルコールが含有しており、点滴当日に自動車を運転することは避けることが必要である。
タキソテールは後発品であるドセタキセル点滴静注 20mg/1mL「ヤク ルト」や『ドセタキセル点滴静注20mg/1mL「ニプロ」』であれば、アルコールが含有していないため、問題ないと思われる。
・ドセタキセル点滴静注「ヤクルト」(後発への採用変更品)は可溶化剤としてアルコールではなく、ポリソルベート等を使用 (ポリソルベート 、マクロゴール、無水クエン酸)
・ドセタキセル点滴静注20mg/1mL「ニプロ」はマクロゴールを使用。