【A】膣錠に関して投与順序や投与間隔は明確に定められておらず、片方の薬剤が崩壊後に次の薬剤を使用する方法でいいと考えられます。
坐薬は「脂溶性基剤の坐薬」or「水溶性基剤の坐薬」の基剤の違いで投与順序や投与間隔に注意が必要です。一方で、膣錠は剤型が「錠」であり、崩壊後、体内に吸収されることから、投与順序はどちらでもよく、投与間隔は錠剤が崩壊した後で可能と考えられます。
クロマイ腟錠100mgのみインタビューフォームに崩壊時間の記載がされていました。
腟内に薬剤がいきわたるように、水分にあうと吸湿して発泡し、約10 分で崩壊する錠剤である。(アルフレッサファーマ株式会社 クロマイ腟錠100mg インタビューフォーム )