【Q】クレキサン皮下注は腹部のみか?

【A】添付文書の「使用上の注意」には「腹部に皮下投与」と記載があるため、腹部のみの使用である。

 

用法及び用量
通常、エノキサパリンナトリウムとして、1回2000IUを、原則として12時間毎に1日2回連日皮下注射する。

1. 投与経路
本剤は筋肉内に注射しないこと。
【解説】本剤の投与経路は皮下注射であることから、筋肉内注射しないように注意すること。筋肉内に投与した場合、筋肉内に血腫が生じるおそれがある。

 

2. 投与部位
(1) 腹部に皮下投与するが、同一部位に繰り返し注射することは避けることが望ましい。
(2) 注射後、投与部位をもまないこと。
【解説】
(1) 皮下注射は腹部に行うが、硬結が生じることを避けるために同一部位に繰り返し注射を行うことはしないこと。
(2) 注射後に投与部位に出血等がおこるおそれがあるので、もまないこと。

 

3. 投与時
(1) 薬剤の損失を防ぐために注射前にシリンジから気泡を抜かないこと。
(2) 親指と人差し指で軽く皮膚をつまみ、針の全長を皮下組織へ垂直に刺すこと。注射が完了するまで皮膚を離さないこと。
【解説】
(1) 本剤はシリンジに余分な注射液は充填されていないことから、気泡は抜かないで皮下注射すること。
(2) 皮下注射する時には腹部の皮膚を親指と人差し指で軽くつまみ、針の全長を皮下組織へ垂直に刺すこと。なお、注射が完了するまでつまんだ皮膚をはなさないようにすること。

(クレキサン皮下注 インタビューフォーム )

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