【A】当帰芍薬散が治療剤として効果が認められている。以下、文献を記載する。
・ステロイド点鼻療法の治療成績(治癒23.9%、改善率67.4)と比較して、当帰芍薬散は治療率において有意に高い改善率を得た。(Kampo MEDECINE 文献レベル)
・1998-2011年 対象者:嗅覚消失患者839人 後ろ向き症例蓄積研究にて磁気共鳴画像法(MRI)の診断有用性を検討。MRIの診断率は0.8%と低値。嗅覚消失の検査にMRIは不要。
Hoekman PK et al.The utility of magnetic resonance imaging in the diagnostic evaluation of idiopathic olfactory loss.Laryngoscope. 2013 Jun 18.