【Q】フィブラストスプレー250とフィブラストスプレー500の1本あたりの使用可能日数は?

【A】フィブラストスプレー250 → 8日程度
フィブラストスプレー500  →    16日程度
以下に詳細記載する。
 

【計算式】
フィブラストスプレー250
1日に5噴霧(トラフェルミン(遺伝子組換え)として30μg)(添付文書より)
250(フィブラストスプレー含有量) ÷ 30 (1日量)=8.33 日 
フィブラストスプレー500
1日に5噴霧(トラフェルミン(遺伝子組換え)として30μg)(添付文書より)
500(フィブラストスプレー含有量) ÷ 30 (1日量)=16.66 日 
使用後は透明キャップをし、保存袋に入れて、凍結を避け10℃以下の冷暗所(冷蔵庫など)に入れて保存しする。なお、薬剤の安定性の面から2週間以内にご使用する。

 

用法及び用量

添付溶解液1mL当たりトラフェルミン(遺伝子組換え)として100μgを用時溶解し、潰瘍面を清拭後、本剤専用の噴霧器を用い、1日1回、潰瘍の最大径が6cm以内の場合は、潰瘍面から約5cm離して5噴霧(トラフェルミン(遺伝子組換え)として30μg)する。潰瘍の最大径が6cmを超える場合は、薬剤が同一潰瘍面に5噴霧されるよう、潰瘍面から約5cm離して同様の操作を繰り返す。

【参考】フィブラストスプレー添付文書 第9版
http://www.kaken.co.jp/medical/tenbun/fiblast/pdf/fiblast_201609.pdf

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