【A】以下の文献、資料から発生頻度が高い薬剤はニフェジピン (アダラート)やジルチアゼム (ヘルベッサー)と考えられる。また、アゼルニジピン(カルブロック)やベニジピン(コニール)は発生頻度が低いと考えられる。
歯科治療を受けたCa拮抗薬の服用者1467名を対象とした。アゼルニジピン(カルブロック) , バルニジピン (ヒポカ), ベニジピン(コニール), エホニジピン,フェロジピン, flunarizine, nilvadipine, nitrendipineおよびベラパミル (ワソラン) 服用者には.歯肉肥厚が認められなかった。最も高い発生頻度はニフェジピンの (7.6%) であり, ジルチアゼム (4.1%) , マニジピン (1.8%) , アムロジピン (1.1%) , ニソルジピン (1.1%) , ニカルジピン (0.5%) の順であった.
歯薬療法. 2008;27(2):79-85
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jso…