【A】授乳は可能と考えられるが、新生児期や継続服薬が必要な時は乳児の傾眠傾向などの副作用に注意が必要と考えられる。半減期は14-22時間と長く、Tmaxは1.5時間、たんぱく結合率は30%と低い。
(参考 : 母乳とくすりハンドブック 改訂3版)
授乳に関する人でのデータはない。分子量や脂質溶解性から母乳中に移行することが考えられる。授乳中の乳児に対する影響は不明であるが、鎮静や低血圧などの副作用に注意が必要と考えられる。Drugs in Preganacy and Lactation, 11th Editionには授乳は推奨されていない。
(参考 : Drugs in Preganacy and Lactation, 11th Edition)