【Q】クリアクタの生食での溶解後の安定性は?

【A】クリアクター静注用160万注1バイアルに日本薬局方生理食塩液(大塚生食注)20mLを加えて溶解し、25°Cにて24時間保存した。pHはほとんど変わらず、含量も95%以上であった
→これらから、クリアクター静注用160万注1バイアルは24時間以内なら保存可能と考えられる。
※クリアクター静注用 160 万は 2018 年 4 月に販売中止されており、クリアクター静注用40万、80万のみとなっています。

適応
急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)
不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解

用法・用量
1. 急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内) 通常、成人には体重kgあたりモンテプラーゼ(遺伝子 組換え)として27,500IU を静脈内投与する。
2. 不安定な血行動態を伴う急性肺塞栓症における肺動脈血 栓の溶解 通常、成人には体重kgあたりモンテプラーゼ(遺伝子 組換え)として13,750~27,500IU を静脈内投与する。 なお、 1 回最大投与量は27,500IU/kgまでとすること。

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