【Q】ノルバスク錠とアムロジピン錠2.5mg「JG」は添加物に違いはあるか?

【A】一般的に先発品と後発品(AGを除く)では添加物が異なっていることが多いです。ノルバスク錠2.5mgとアムロジピン錠2.5mg「JG」でも同様に添加物が大きく異なっています。アムロジピン錠2.5mg「JG」はマクロゴール 6000が追加されたため、簡易懸濁時に注意が必要となります。
マクロゴール6000の凝固点は56℃〜61℃であるため、簡易懸濁法に用いる55℃のお湯でも凝固してしまう可能性があるためです。

ノルバスク錠2.5mgの添加物

結晶セルロース、クロスポビドン、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸、タルク、ジメチルポリシロキサン・二酸化ケイ素混合物、含水二酸化ケイ素、D-マンニトール、スクラロース、黄色三二酸化鉄、香料、ステアリン酸マグネシウム

(ノルバスク錠2.5mg 添付文書)

アムロジピン錠2.5mg「JG」の添加物

無水リン酸水素カルシウム、結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

(アムロジピン錠2.5mg「JG」添付文書)

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