【Q】プロジフ静注液を生食で希釈して投与することは可能か?

【A】プロジフ静注液は他剤との配合は避け、原液で10mL/分を超えない速度での投与が望ましいと考えられます。
ただし、プロジフ静注液は生食やブドウ糖5%で希釈しても、配合変化は認められなかったと報告があります。

適用上の注意
1. 他の薬剤及び輸液との混合は避けること。[配合変化試験は実施していない。]
2. 本剤は10mL/分を超えない速度で投与することが望ましい。
(プロジフ静注液100 / プロジフ静注液200 / プロジフ静注液400 添付文書)

 

プロジフ静注液と「生理食塩水(2倍及び100倍希釈)やブドウ糖5%(2倍及び100倍希釈)」を混合した後の配合変化はない。
(注射薬調剤監査マニュアル ファイザー  プロジフ静注液 配合変化資料)

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

新着記事

「用時懸濁」指示時における粉末服用の可否は?

【質問】ドライシロップについて。用法に用時懸濁とだけ記載ある場合は、粉のまま服用できる患者だとしても必ず水に溶かしてから服用する必要があるのでしょうか。 テオフィリンDSのように顆粒のままでも服用でき...

亜鉛製剤による銅欠乏リスク:血清亜鉛値が正常でも銅の定期測定は必要か?

【質問】貧血傾向がある方で、ポラプレジンクや酢酸亜鉛などの亜鉛補充の薬を長期的に内服していた場合の銅欠乏の副作用についてどのようにフォローすべきなのかご教示ください。 採血で亜鉛の項目を確認すること...

欠食はSERMの血栓症、活性型VD3の高Ca血症リスクを高めるか?

【質問】欠食は、SERMと活性型VD3製剤の副作用リスク因子となるか。 SERMの静脈血栓症、活性型VD3製剤の高カルシウムの副作用について。 1食抜くと400mlの水分不足となると言われていますが、摂取水分の減少の面...

新着記事をもっと見る