【質問】以前にガン末期の患者さんに「不眠時」
【A】がん患者の鎮静のためにセニラン坐薬が使用されるケースは散見されます。以下のとおり、ガイドラインにも記載されています。
在宅での治療抵抗性の苦痛と鎮静
鎮静に用いられた薬剤はほとんどがミダゾラムである。日本ではフェノバルビタール坐薬、ブロマゼパム坐薬も使われている。
(参考: がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き)間欠的鎮静はミダゾラムやフルニトラゼパムの経静脈投与により行われるが、注射を行えない場合はジアゼパム坐薬、ブロマゼパム坐薬などを代替薬とする。
(参考: がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き)
セニラン坐薬の適応は「麻酔前投薬」のみです。
公知申請が通っていれば、審査は通るかと思いますが、それ以外の適応外使用については審査機関の判断となります。