【質問】HIF–PH阻害薬すべてにおいて、簡易懸濁・粉砕は可能でしょうか。
【A】簡易懸濁法・粉砕については、承認を受けていない用法であるため、下記の情報を参考にした上で、臨床現場での判断が望ましいと考えられます。また、粉砕した後の安定性は保存条件により大きく変わるため、保存条件を考慮する必要があります。
バフセオ錠 粉砕 ◯ 簡易懸濁法 ◯ ダーブロック錠 粉砕 データなし 簡易懸濁法 ◯ エナロイ錠 粉砕 ◯ 簡易懸濁法 ◯ マスーレッド錠 粉砕 ◯ 簡易懸濁法 ◯ エベレンゾ錠 粉砕(遮光保存 ) ◯ 簡易懸濁法 データなし1. エナロイ錠 エナロイ錠2mg ,4mg 粉砕の可否について →粉砕可能 ◯ (4週間の保存)
4週間の期間において、含量の低下は認められず、粉砕は可能と考えられます。