【Q】HIF-PH 阻害薬 粉砕と簡易懸濁法の可否は?

【質問】HIFPH阻害すべてにおいて、簡易懸濁・粉砕は可能でしょうか。

【A】簡易懸濁法・粉砕については、承認を受けていない用法であるため、下記の情報を参考にした上で、臨床現場での判断が望ましいと考えられます。また、粉砕した後の安定性は保存条件により大きく変わるため、保存条件を考慮する必要があります。

バフセオ錠 粉砕 ◯  簡易懸濁法 ◯ ダーブロック錠 粉砕 データなし 簡易懸濁法 ◯ エナロイ錠 粉砕 ◯  簡易懸濁法 ◯ マスーレッド錠 粉砕 ◯  簡易懸濁法 ◯ エベレンゾ錠 粉砕(遮光保存 ) ◯  簡易懸濁法 データなし

 

1. エナロイ錠 エナロイ錠2mg ,4mg 粉砕の可否について →粉砕可能 ◯ (4週間の保存)

4週間の期間において、含量の低下は認められず、粉砕は可能と考えられます。

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】HIF-PH 阻害薬 粉砕と簡易懸濁法の可否は?

【質問】HIF–PH阻害薬すべてにおいて、簡易懸濁・粉砕は可能でしょうか。 【A】簡易懸濁法・粉砕については、承認を受けていない用法であるため、下記の情報を参考にした上で、臨床現場での判断が望ましい...

新着記事

ユニフィルによる夜間頻尿が考えられる場合、朝食後投与も可能か?

【質問】ユニフィルによる夜間頻尿が考えられる場合、朝食後投与を考慮してもよいか。それとも、処方の変更が望ましいか。 【回答】 テオフィリンは気管支拡張薬として有効である一方、腎臓でのアデノシンA1受容...

リスパダールによる嚥下障害の対処法と特徴は?

【質問】リスパダールによる嚥下障害について リスパダール服用中の患者に顕性誤嚥の訴えがあった場合、どのような対応をすべきか。リスパダール中止による影響はないか。代替薬はあるか。そもそも、リスパダー...

ARB同士の併用の意義はあるか??

【質問】ARB同士の併用 疑義照会したが継続投与となった。併用する意義はあるか。どんなことが考えられますか? 【回答】ARB薬の重複服薬は同種同効薬の併用となり、推奨されていません。これらを複数併用しても...

新着記事をもっと見る