【質問】メトホルミンはヨード造影剤と併用注意ですが、構造が似ているツイミーグ (イメグリミン)はヨード造影剤と併用しても問題はないのでしょうか?
【A】ツイミーグ (イメグリミン)は、メトホルミンと構造が類似しているビグアナイド系の薬剤であるため、ヨード造影剤投与時に乳酸アシドーシスを引き起こす可能性がないとは言い切れません。しかし、ツイミーグの乳酸アシドーシスのリスクはメトホルミンと比べると非常に低いと考えられており、ツイミーグとヨード造影剤の併用については添付文書で注意喚起されておりません。
ツイミーグ (イメグリミン)は個々の患者における乳酸アシドーシスのリスクを考慮した上で、ヨード造影剤と併用する必要があると考えられます。
これらの内容を裏付ける内容を以下に記載します。
ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、本剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前は本剤の投与を一時的に中止すること(ただし、緊急に検査を行う必要がある場合を除く)。ヨード造影剤投与後48時間は本剤の投与を再開しないこと。なお、投与再開時には、患者の状態に注意すること。 (引用 : メトグルコ添付文書)
→メトホルミンとヨード造影剤を併用する…