【Q】抗ヒスタミン点眼薬 コンタクトレンズ装着時の使用の可否は?

【A】抗ヒスタミン点眼薬のコンタクトレンズ装着時の使用可否について、主な抗ヒスタミン点眼薬である5種類を下記にあげました。ハードコンタクトレンズ装着時は基本的には点眼薬の使用は可能です。一方で、ソフトコンタクトレンズ装着時の点眼薬の使用は、添加物ベンザルコニウムが含有しているか否かで判断されます。添加物ベンザルコニウム吸着によるリスクが少ない1day使い捨てコンタクトレンズの場合、都度の判断となる可能性もあり、注意が必要です。

ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用可能
・アレジオンLX点眼液0.1% (成分名 : エピナスチン)
・アレジオンLX点眼液0.05% (成分名 : エピナスチン)

ベンザルコニウム塩化物を含むためソフトコンタクトレンズ装着時には避けた方がいい
・リボスチン点眼液0.025% (成分名 : レボカバスチン)
・パタノール点眼液0.1% (成分名 : オロパタジン)
・ザジテン点眼液0.05% (成分名 : ケトチフェン)

(参考資料 …

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

記事は見つかりませんでした。

新着記事

アミオダロンとゾコーバが併用禁忌ではない理由は?

【質問】アミオダロンとパキロビットは併用禁忌ですが、 アミオダロンとゾコーバは併用禁忌ではないのは なぜでしょうか。 【回答】 アミオダロンはパキロビッドとの併用はリスクが明確なため禁忌とされています...

opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用は0.5mg規格のみか?

【質問】opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用ができるようになったのは低用量0.5mgの1日製剤だけでしょうか?3日製剤は適応外となりますか? 【A】オピオイドナイーブ患者に対してフェンタニル...

PPN製剤をCVポートから投与可能か?

【質問】PPN製剤をCVポートから投与することは可能なのでしょうか? 【A】PPN(末梢静脈栄養法)は通常、末梢静脈から投与されますが、成分や技術的にはCVポート(中心静脈カテーテル)からの投与も可能と考えら...

新着記事をもっと見る