【質問】お渡しの際の遮光袋や乾燥剤についてです。インクレミンシロップなど冷蔵庫に入れてもらうような薬剤はわざわざ遮光袋をつけなくてもよいのではないかと思うのですが、みなさまの薬局ではどのようにされていますか?保管方法に「遮光」「防湿」などあれば錠剤シート、一包化、吸入薬、シロップ、粉、剤形問わず、必ず遮光袋や乾燥剤をつけていますか?それともお渡しの際はそのままで、自宅で缶や棚など光の当たらないところでの保管をお願いしていますか?この対応の判断基準についても、なにか気を付けていることがあれば教えていただきたいです。
【A】明確な決まりがあるわけではなく、個々の薬局の内規によって様々かと思います。
一包化薬
吸湿性がある錠剤は基本的には一包化は行いません。一包化の必要がある場合は、インタビューフォーム などで薬剤がどれくらいの期間安定するかを確認して、乾燥剤をいれた「チャック付き袋」で渡す必要があります。ただし、実際の臨床現場では患者に「自宅で缶や棚など光の当たらないところでの保管」を促す程度のところもありそうです。
シロップ剤