【A】「ポビドンヨード」は「ポリビニルピロリドン」と「ヨウ素」の複合体です。「ヨウ素」自体は刺激があり、粘膜に使用することができません。「ヨウ素」が「ポリビニルピロリドン」と複合体を形成することで、粘膜に対する刺激が低下します。そのため、「ポビドンヨード」は粘膜にも使用できます。
「ポビドンヨード」は菌、ウイルス、真菌等に対して広いスペクトルを持ち、MRSAに対しても有効であり、幅広く使用されています。
ポビドンヨード消毒用液10%「NP」
効能又は効果/用法及び用量
・手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒
本剤を塗布する。・皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒
本剤を患部に塗布する。