【Q】ヘキザック水 RとWの違いは?

【A】ヘキザック水Rは界面活性剤と色素(赤色2号)が含まれている。一方、ヘキザック水Wには界面活性剤と色素(赤色2号)が含まれていない。界面活性剤を含有させることにより、殺菌効果が高くなる(試験管内での試験ではヘキザックRの方が高い結果がある)。
界面活性剤が含まれているかどうか、目視で判断できるように色素(赤色2号)が用いられている。

ヘキザック水のRはRedの「R」を示しており、界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)と色素(赤色2号)が添加された赤色澄明の製剤です。
一方、WはWhiteの「W」を示しており、添加物は何も加えていない製剤です。 界面活性剤の添加の有無によりRとWでは適用範囲が異なります。W製剤には「結膜のうの洗浄・消毒 (0.05%以下)」および「産婦人科・泌尿器科における外陰・外性器の皮膚消毒(0.02%)」の適用がありますがR製剤にはございません。それ以外の適用は両製剤同じとなります。
(参考 : ヨシダ製薬 0.5%ヘキザック水R 製品情報 よくある質問 )

 

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】ヘキザック水 RとWの違いは?

【A】ヘキザック水Rは界面活性剤と色素(赤色2号)が含まれている。一方、ヘキザック水Wには界面活性剤と色素(赤色2号)が含まれていない。界面活性剤を含有させることにより、殺菌効果が高くなる(試験管内での...

新着記事

「用時懸濁」指示時における粉末服用の可否は?

【質問】ドライシロップについて。用法に用時懸濁とだけ記載ある場合は、粉のまま服用できる患者だとしても必ず水に溶かしてから服用する必要があるのでしょうか。 テオフィリンDSのように顆粒のままでも服用でき...

亜鉛製剤による銅欠乏リスク:血清亜鉛値が正常でも銅の定期測定は必要か?

【質問】貧血傾向がある方で、ポラプレジンクや酢酸亜鉛などの亜鉛補充の薬を長期的に内服していた場合の銅欠乏の副作用についてどのようにフォローすべきなのかご教示ください。 採血で亜鉛の項目を確認すること...

欠食はSERMの血栓症、活性型VD3の高Ca血症リスクを高めるか?

【質問】欠食は、SERMと活性型VD3製剤の副作用リスク因子となるか。 SERMの静脈血栓症、活性型VD3製剤の高カルシウムの副作用について。 1食抜くと400mlの水分不足となると言われていますが、摂取水分の減少の面...

新着記事をもっと見る