【Q】セフェピム (マキシピーム) の透析患者での投与量は?

【A】0.5g / 日を1日1回投与することが望ましいと考えられる。透析日には透析後に投与する。

血液透析 0.5g 24時間毎
血液透析により本剤の血中濃度が低下するので、本剤の投与は透析後に行うこと が望ましい
(参考 : マキシピーム 医薬品インタビューフォーム )

透析時 0.5g 分1 (透析日は透析後に投与)
(参考 : CKD診療ガイド2012 日本腎臓学会編)

透析時 0.5g / 日 投与間隔24時間 (透析日は透析後)
(参考 : 改訂3版 腎機能別薬剤使用マニュアル)

透析時 1g 分1 (透析後に1g追加)
(参考 : サンフォード感染症治療ガイド2018 第48版)

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

透析患者に対するワーファリンの用量調節について

【質問】透析患者にWfが導入されたのですが少量から開始していても急にINRが3〜4と過延長になったりと用量調整が定まらないことが多く上手くいきません。 透析患者に対するワーファリンのエビデンス、用量調整の...

透析による除去効率を考慮したラコサミドの投与方法は?

【質問】ラコサミドの透析時の用量について。 「血液透析を受けている末期腎機能障害患者さんには、成人は1日最高用量を300mg、小児は1日最高用量を25%減量とするなど慎重に投与してください。また、血液透析を受...

【Q】腎機能に応じたセフェピムの投与量の調整は?

【A】セフェピムは腎機能低下患者においては中枢神経系の副作用 (セフェピム脳症) のリスクがあるため、投与量の減量が必要となる。 なお、セフェピム脳症の発症にはトラフ濃度が相関するとされている (Lamoth F,...

【Q】アリクストラ皮下注は透析患者に使用できるか?

【A】アリクストラ皮下注(フォンダパリヌクスナトリウムキット)は透析患者には禁忌であり、使用不可である。 Ccr ≧ 50 2.5mg分1 30 ≦  Ccr < 50 2.5mg分1または 1.5mg分1 20 ≦ Ccr < 30  1.5mg分1 Ccr &l...

新着記事

偽痛風患者のコルヒチン投与における適切な用量設定と腎機能調整は?

【質問】偽痛風に対するコルヒチンの使い方について教えてください。偽痛風と診断された方にコルヒチンが処方されたが、使い方がわからず困っています(1回1錠1日3回毎食後)。中等度〜高度腎機能障害がある場合...

DOACから他のDOACへの切り替えの考え方は?

【質問】DOACを服用していて血栓症が発症した場合に他のDOACに切り替えることがあるかと思いますが、その切り替え方法の考え方についてご教示ください。よろしくお願いいたします。 【回答】DOACの切り替えを検討...

透析患者に対するワーファリンの用量調節について

【質問】透析患者にWfが導入されたのですが少量から開始していても急にINRが3〜4と過延長になったりと用量調整が定まらないことが多く上手くいきません。 透析患者に対するワーファリンのエビデンス、用量調整の...

新着記事をもっと見る