【A】アザルフィジンEN錠に含有されている「5-アミノサリチル酸」はアスピリン喘息やNSAIDs喘息を引き起こす可能性があります。さらに、アザルフィジン(成分名 : サラゾスルファピリジン)服薬後に喘息症状が誘発された副作用報告もあるため、投与は避けたことが望ましいと考えられます。
【解説】アザルフィジン(成分名 : サラゾスルファピリジン)の添付文書には「サルファ剤又はサリチル酸製剤に対し過敏症の既往歴のある患者に対し、禁忌である」と記載されています。
禁忌
サルファ剤又はサリチル酸製剤に対し過敏症の既往歴のある患者本剤は体内で5-アミノサリチル酸(5-ASA)とスルファピリジン(SP)に分解される。従って、サルファ剤又はサリチル酸製剤に過敏症の既往歴のある患者に本剤を投与すると、過敏反応を示すおそれがあるので、これらの患者には投与しないこと。
(アザルフィジンEN錠 添付文書)
なぜア…