【質問】「室温保存」の薬剤について、添付文書の注意点に特記がなければ冷所での保管もさしつかえないのでしょうか?当薬局では粉薬に関しては湿気を考慮して、基本的には冷所は推奨していません。
内服 (錠、カプセル、散、水) だけではなく、外用 (塗布、貼付、吸入、点鼻、点眼) についても、みなさんの意見が聞きたいです。
【A】日本薬局法において「室温」の定義は1〜30°C、「冷所」の定義は1〜15°Cであるため、一般的に「室温」保存である薬剤は「冷所」での保管も可能であると考えられます。
日本薬局方で定める保存条件の定義は以下のとおりとなります。
・室温 1〜30°C
・標準温度 20°C
・常温 15〜25°C
・微温 30〜40°C
・冷所 1〜15°C
(第十七改正 日本薬局方)
https://sagasudi.com/hoki190208/
また、ケタスカプセルのように保存条件が追記で記載されている薬剤もあります。
https://sagas…