【Q】SU剤から速攻短時間作用型インスリン分泌促進薬への切り替えについて

【A】SU薬から速攻短時間作用型インスリン分泌促進薬に切り替えはHbA1cは変化なし、もしくは上昇する可能性がある。PPG(食後血糖値)は低下する。以下に詳細を示す。
 

SU薬からミチグリニドへ切り替え3例において、切り替え前HbA1c値7.6 ± 0.3%
から切り替え後は0.8%の増加
(2型糖尿病患者に対するミチグリニド使用60例の臨床成績より引用)
http://jglobal.jst.go.jp/public/200902272118312912

 

維持量以下のSU薬からレパグリニドへの切り替えたところ、Hba1c値に変化は認められなかったが、PPG(食後血糖値)は有意に低下した。
(維持量以下のSU薬からレパグリニドへの切り替えにおける有効性に関する検討より引用)
 

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

マイクロファインプラスとマイクロファインプロの違いは?

【A】マイクロファインプラスとマイクロファインプロの違いは下記のとおりとなります。 マイクロファインプラス 1. 痛みの軽減技術 : ストレート構造、ペンタポイント技術、Micro-Bondedコーティングを採用。 2. ...

【Q】インスリン注射は何単位まで増量可能か?

【質問】1型糖尿病患者において、1日4回のインスリン注射の合計単位数が100を超えてなんとかコントロールできている場合、これを継続していても害はないのでしょうか?(高インスリン血症など)  トレシーバの添付...

【Q】ランタス注とXRの違いは?

【A】ランタスXR注はランタス注の濃度を3倍にした製剤で、ランタス注を改良した製剤と位置付けされています。濃度を高くすることで注射液量が少なく、薬液の皮下での沈殿物が濃縮されており、表面積が小さいため...

新着記事

ロスーゼット錠、エゼアト錠、リバゼブ錠の一包化の可否は?

【質問】ロスーゼット、エゼアト、リバゼブの一包化は可として良いでしょうか。一包化が必要な患者については、配合剤ではなく、それぞれ処方してもらった方が適切なのでしょうか。 【回答】 ロスーゼット配合錠 ...

緑内障患者への抗コリン作用薬処方時の対応と判断基準は?

【質問】緑内障で抗コリン作用薬が使用できない閉塞隅角緑内障か、使用することで急性緑内障発作の可能性がある狭隅角か、使用可能な緑内障か、どのように判断していますか? 日本眼科医会の緑内障連絡カードや本...

ゲンタマイシン注の投与におけるトラフ値・ピーク値は?

【質問】ゲンタマイシン注(GM)についてご教示ください。 中等度腎機能低下で150mg1日1回の投与方法で開始したところ、トラフ値1.8、ピーク値10前後(だったと思います)の結果を受けて60mg1日1回へ減量しま...

新着記事をもっと見る