【Q】ランタス注とXRの違いは?

【A】ランタスXR注はランタス注の濃度を3倍にした製剤で、ランタス注を改良した製剤と位置付けされています。濃度を高くすることで注射液量が少なく、薬液の皮下での沈殿物が濃縮されており、表面積が小さいためにゆっくりと放出されます。その結果、投与部位からの吸収がより穏やかになるため、インスリンの血中濃度が安定し、血糖値がピークのない平坦な推移を認めることが報告されています。吸収が穏やかであるため、より安定した血糖コントロールができます。
なお、空打ちの際の排出量は従来に比べ少ないため、3単位で設定されています。

 

ランタス注→ランタスXRへの切り替え方法について

インスリングラルギン100単位/mL製剤から本剤に変更する場合:通常初期用量は、前治療のインスリングラルギン100単位/mL製剤の1日投与量と同単位を目安として投与を開始する。(ランタスXR注ソロスター 添付文書)

→ランタス注からランタスXRへの切り替えは同じ単位で問題ないとされています。ただし以下の記載があり、薬物動態が異なるため、完全に同等の効果を示すわけではないと考えられます。

キーワード検索

新着記事

【Q】ザイボックス錠の食事の影響と12時間間隔にならない場合の影響は?

【質問】ザイボックス錠 (成分名:リネゾリド) の添付文書には「12時間ごとに経口投与」と記載されていま...

【Q】ナウゼリン錠は食後投与でも効果が低下しないか?

【A】ナウゼリン錠の効果を最大化させるためには食前投与が望ましいと考えられます。 ナウゼリン錠は食...

【Q】強膜炎の患者にネオーラルカプセル使用予定(100㎎/day)。服用タイミングはいつが良いか?

【A】ネオーラルカプセルは添付文書の用法には「1日2回」と記載されており、「食前」「食後」に関する記...

【Q】エパデールは食直後投与でなければだめか?

【A】エパデールは空腹時に服薬すると血中濃度がほとんど上昇しないため、効果が得られないと考えられま...

【Q】エスラックス(ロクロニウム)とマスキュラックス(べクロニウム)の違いは?

【A】マスキュラックス(べクロニウム)の構造式を換えて開発された薬剤がエスラックス(ロクロニウム)...

【Q】肝機能低下の患者に使用可能なオピオイドは?

【A】モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、コデイン、メサドンは肝臓で代謝されるため、肝障害時には...

【Q】ステロイド外用薬のランクは?

ストロンゲスト(I群) 『デルモベート』(成分名: クロベタゾールプロピオン酸エステル0.05%) 『ジフラー...

【Q】ランタス注とXRの違いは?

【A】ランタスXR注はランタス注の濃度を3倍にした製剤で、ランタス注を改良した製剤と位置付けされてい...

【Q】エレジェクト注にはどれくらいの鉄分が入っているのか?

【A】エレジェクト注シリンジ中には塩化第二鉄として9.460mg(鉄として35μmol)含有しています。 1シリン...

【Q】フェジン静注で黒色便は出るのか?

【A】フェロミア錠やフェルムカプセルなどの経口鉄剤は吸収されなかった余剰の鉄剤が便中に混ざることに...

更新記事

【Q】ザイボックス錠の食事の影響と12時間間隔にならない場合の影響は?

【質問】ザイボックス錠 (成分名:リネゾリド) の添付文書には「12時間ごとに経口投与」と記載されていま...

【Q】ナウゼリン錠は食後投与でも効果が低下しないか?

【A】ナウゼリン錠の効果を最大化させるためには食前投与が望ましいと考えられます。 ナウゼリン錠は食...

【Q】肝機能低下の患者に使用可能なオピオイドは?

【A】モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、コデイン、メサドンは肝臓で代謝されるため、肝障害時には...

【Q】強膜炎の患者にネオーラルカプセル使用予定(100㎎/day)。服用タイミングはいつが良いか?

【A】ネオーラルカプセルは添付文書の用法には「1日2回」と記載されており、「食前」「食後」に関する記...

【Q】ミグリトール(セイブル®)の食後投与の可否は?

【A】セイブル錠は「食後」投与でもAUCは変わりません。そのためセイブル錠は「食直前」での服薬が難し...

【Q】エパデールは食直後投与でなければだめか?

【A】エパデールは空腹時に服薬すると血中濃度がほとんど上昇しないため、効果が得られないと考えられま...

【Q】エスラックス(ロクロニウム)とマスキュラックス(べクロニウム)の違いは?

【A】マスキュラックス(べクロニウム)の構造式を換えて開発された薬剤がエスラックス(ロクロニウム)...

【Q】低用量アスピリンの胃腸障害にH2遮断薬は有効か?ガスターなど

【A】PPI(プロトンポンプ阻害薬)はH2遮断薬よりも低用量アスピリンによる消化性潰瘍予防に有効であると...

【Q】ステロイド外用薬のランクは?

ストロンゲスト(I群) 『デルモベート』(成分名: クロベタゾールプロピオン酸エステル0.05%) 『ジフラー...

【Q】同ランクに分類されたステロイド外用薬の効果の強弱は?

【A】ステロイド外用薬は薬効の強弱によりランク付けされており、薬剤選択の指標とされている。(日本皮...