【A】ディレグラ配合錠を食後投与すると錠剤が大きいため溶出が遅れるために、バイオアベイラビリティが低下し、フェキソフェナジンの効果が減弱する可能性あります。
ディレグラ配合錠は食後に投与したときのバイオアベイラビリティが空腹時より低下した。
食後投与の場合、ディレグラ配合錠の成分であるフェキソフェナジンがそれぞれ、Cmax53.09%、AUC56.34%まで減少。要因は十分に解明されていない。フェキソフェナジン単剤に比べて錠剤の崩壊に対する液体量が多くなる。食後投与すると薬剤が食物のために、液体への接触が少なくなり、崩壊が遅くなり、溶出が遅れる可能性がある。なお、フェキソフェナジン単剤では食事の影響はなかったことから、フェキソフェナジンは食事の影響を直接及ぼさない。
(参考 : ディレグラ配合錠 審査報告書・インタビューフォーム)