リベルサス錠を服薬後は横になることは許容されるか?

【質問】リベルサス服用後は、BP製剤のように横にならないようにする必要があるのか

【A】ビスホスホネート製剤は、服薬後に咽喉頭や食道などの粘膜に局所刺激症状を引き起こす可能性があるため、速やかに胃内へと到達させることが必要です。一方、リベルサスは服薬後に横になっても薬効や副作用に問題は生じません。

リベルサス錠の服薬後に横になることについては問題ないと考えられます。

 

リベルサス錠 添付文書
本剤の吸収は胃の内容物により低下することから、本剤は、1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに3mg錠、7mg錠又は14mg錠を1錠服用すること。また、服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けること。分割・粉砕及びかみ砕いて服用してはならない。

リベルサス錠が胃壁に付着した部位の周辺においてのみ、胃のバリア機能が無効化され、セマグルチドが血中に吸収されるようになります。

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

リベルサス錠を服薬後は横になることは許容されるか?

【質問】リベルサス服用後は、BP製剤のように横にならないようにする必要があるのか 【A】ビスホスホネート製剤は、服薬後に咽喉頭や食道などの粘膜に局所刺激症状を引き起こす可能性があるため、速やかに胃内へ...

【Q】ビスホスホネート系の中で最もカルシウムを下げるのは?

【A】「悪性腫瘍による高カルシウム血症」に適応のあるビスホスホネート系の薬剤はゾメタ点滴静注 (ゾレドロン酸) とパミドロン酸二Na点滴静注用の2種類しかない。(テイロック注射液10mgは2016年に販売中止となっ...

新着記事

アミオダロンとゾコーバが併用禁忌ではない理由は?

【質問】アミオダロンとパキロビットは併用禁忌ですが、 アミオダロンとゾコーバは併用禁忌ではないのは なぜでしょうか。 【回答】 アミオダロンはパキロビッドとの併用はリスクが明確なため禁忌とされています...

opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用は0.5mg規格のみか?

【質問】opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用ができるようになったのは低用量0.5mgの1日製剤だけでしょうか?3日製剤は適応外となりますか? 【A】オピオイドナイーブ患者に対してフェンタニル...

PPN製剤をCVポートから投与可能か?

【質問】PPN製剤をCVポートから投与することは可能なのでしょうか? 【A】PPN(末梢静脈栄養法)は通常、末梢静脈から投与されますが、成分や技術的にはCVポート(中心静脈カテーテル)からの投与も可能と考えら...

新着記事をもっと見る