【Q】混合後のツインラインNF配合経腸用液の安定性は?

【A】以下の理由によりツインラインNF配合経腸用液を混合後は12時間以内に投与を終了する必要がある。冷所保存でのデータは現在のところない。

本剤は投与直前にA液とB液を混合して速やかに投与を開始し、12時間以内に終了すること。
(引用 : ツインラインNF配合経腸用液 添付文書 第2版)

 

通常の室内条件(25℃750lx蛍光)下では、12時間まで変化はみられなかった。 温度及び光の影響を受けた成分は、レチノールパルミチン酸エステル、フィトナジオン、リボフラビン及びアスコルビン酸であった。 また、これらの成分は、蛍光下よりも陽光下の方が影響を受けやすかった。
(引用 : ツインラインNF配合経腸用液 インタビューフォーム 第2版)
http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/130589_3259117S1020_1_001_1F

以下はエンシュアに関する記載。

https://closedi.jp/2458/

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】両面アルミPTP包装のメリットは?

【質問】両面アルミ包装の薬剤は湿気や光に弱い薬剤が多いかと思いますが、アジレクトは一包化可能であるとの文献を拝見しました。 例えば取り出すときに落下しにくい、力の入りにくい人でも出しやすい、など両面...

水剤や点眼剤、貼付剤などに「開封後はなるべく速やかに使用」と記載があるが、どれくらいの期限まで使用可能か?

【質問】「開封後はなるべく速やかに使用」と水剤や貼付剤に記載されていますが、目安となる期間はどれくらいなのでしょうか? 薬局の大瓶は期限いっぱいまで使っていますか? 【A】貼付剤はインタビューフォーム...

【Q】イメンドカプセルは脱カプセル可能か?

【A】可能であると考えられます。 【解説】脱カプセルした安定性試験は行ないため、データはありません。 アプレピタントの有効成分の各種条件下における安定性 【40℃ – 75%RH】の条件で6ヵ月変化なし →イ...

新着記事

亜鉛製剤による銅欠乏リスク:血清亜鉛値が正常でも銅の定期測定は必要か?

【質問】貧血傾向がある方で、ポラプレジンクや酢酸亜鉛などの亜鉛補充の薬を長期的に内服していた場合の銅欠乏の副作用についてどのようにフォローすべきなのかご教示ください。 採血で亜鉛の項目を確認すること...

欠食はSERMの血栓症、活性型VD3の高Ca血症リスクを高めるか?

【質問】欠食は、SERMと活性型VD3製剤の副作用リスク因子となるか。 SERMの静脈血栓症、活性型VD3製剤の高カルシウムの副作用について。 1食抜くと400mlの水分不足となると言われていますが、摂取水分の減少の面...

CLAPでのゲンタマイシン投与、腎機能低下時は全身投与と同じように減量する?

【質問】骨軟部組織感染症に対する局所高濃度抗菌薬灌流療法においてゲンタマイシンを使用する際、腎機能低下がある場合の用量設定はどのように考えればよろしいのでしょうか。全身投与と同じ考え方となりますか...

新着記事をもっと見る