【Q】赤痢アメーバ症に対するメトロニダゾールの投与量を教えてほしい。 他の薬剤で有効なものはあるか?

【A】赤痢アメーバ症にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回10日間経口投与する。
なお,症状に応じて1回750mgを1日3回経口投与する。(メトロニダゾール 添付文書より)
また、他の薬剤では、アメパロモカプセル (パロモマイシン)などが他の選択肢として使用できるが、感染のタイプによって用法や用量が異なる。海外では、チニダゾールを使用することもある。以下の記載を参考にして使用する必要がある。

アメーバ赤痢
通常,成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回10日間経口投与する。
なお,症状に応じて1回750mgを1日3回経口投与する。
(フラジール内服錠250mg 添付文書より)

 

アメーバ症の治療

無症候性嚢胞排出者
メトロニダゾール750mg 1日3回、10日間服用。
パロモマイシン30mg/kg/日 分3で5〜10日間服用。

侵襲性直腸大腸炎
メトロニダゾール750mg 1日3回、5〜10日間服用 or 2.4gを1日1回、2〜3日間服用。その後にパロモマイシン30mg/kg/日 分3で5〜10日間服用。

肝膿瘍
メトロニダゾール750mg 1日3回、5〜10日間服用or 2.4gを1日1回、1〜2日間服用。その後にパロモマイシン30mg/kg/日 分3で5〜10日間服用。

(参考 : レジデントのための感染症診療マニュアル 第3版)

 

浸潤性大腸炎は、一般的に、メトロニダゾール(代替療法には、チニダゾール、オルニダゾール、およびニタゾキサニドが含まれる)で治療される。
管腔内嚢胞を排除するためには内腔用剤(パロモマイシン、ジヨードヒドロキシキンまたはジロキサノイドフロエートなど) も使用されるが、メトロニダゾールの10日間投与でも、多くの場合、管腔内感染を排除する。
(参考 : Karin Leder, MBBS, FRACP, PhD, MPH, DTMHPeter F Weller, MD, MACPSection . Intestinal Entamoeba histolytica amebiasis,Post TW, ed. UpToDate. Waltham, MA: UpToDate Inc. http://www.uptodate.com (Accessed on October 31, 2018.)

 

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