【Q】緑内障治療点眼薬の眼圧効果作用の違いは?

【A】以下に眼圧効果作用についての詳細を記載する。

対象 : 無作為化比較試験(RCTs)114件(被験者2万275人)
眼圧効果作用
1位 ルミガン点眼液0.03%(ビマトプロスト)
2位 キサラタン点眼液0.005%(ラタノプロスト)
3位 トラバタンズ点眼液0.004%(トラボプロスト)
ルミガン点眼液0.03%(ビマトプロスト) 5.61mmHg (95% CI;4.94 – 6.29)
キサラタン点眼液0.005%(ラタノプロスト) 4.85mmHg (4.24 – 5.46)
トラバタンズ点眼液0.004%(トラボプロスト)4.83mmHg (4.12 – 5.54)
ミロル点眼液0.5% (レボブノロール) 4.51mmHg(3.85 – 5.24),
タプロス点眼液0.0015%(タフルプロスト) 4.37mmHg (2.94 – 5.83),
ズモン点眼液0.25%/ リズモン点眼液(チモロール)0.5% 3.70mmHg (3.16 – 4.24)
アイファガン点眼液0.1%(ブリモニジン) 3.59mmHg (2.89 – 4.29)
ミケラン点眼液2%(カルテオロール) 3.44mmHg (2.42 – 4.46)
Li T,et al.Comparative Effectiveness of First-Line Medications for Primary Open-Angle Glaucoma.Ophthalmology. 2016 Jan;123(1):129-40
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26526633

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