【質問】新型コロナウイルス感染症に感染後、インフルエンザワクチンを接種するまで、空けるべき期間には決まりがありますか? コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種可能、ずらして打つ場合も日数に決まりはなかったと思いますが、感染後はどうなのでしょうか。 また、空けた方がいい場合、大人と子どもでは日数は変わりますか? 発症日から何日以降…で教えていただきたいです。
【A】新型コロナウイルス感染症に感染後、インフルエンザワクチンを接種するまでの空けるべき期間は特に設定されていません。ただし、一般的なインフルエンザワクチンと同様に、発熱があったり、体調が悪い患者には予防接種することができません。そのため、新型コロナウイルス感染症に感染した後、回復するまで、療養終了日から2~4週間程度空けてからの接種を促しているクリニックなどもあるようです。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能か?
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。2週間の間隔を空けた後に接種できます。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種が可能な理由は単独で接種した場合と比較して、有効性及び安全性が劣らないとの報告があるためです。(第24回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会)