【Q】イナビルとラピアクタ点滴静注液との併用は可能か?

【A】イナビルとラピアクタ点滴静注(成分名:ペラミビル)は剤型が異なりますが両剤ともノイラミニダーゼ阻害です。イナビルとラピアクタの併用群と単剤群で比較した報告はこれまでにありません。共にノイラミニダーゼであること考慮すると併用することによる効果は期待しにくいとは考えられます。。

 

• 重症患者にタミフルとラピアクタを併用した症例はある。『症例 4歳 男児 インフルエンザA/H1N1  急性脳症 JCS20』(小児内科 Vol.48 No.6,2011-6)

•『タミフル』単独の方が『タミフル+リレンザ』併用より有効性が高い。また、『リレンザ』は『タミフルとリレンザ』の併用と有効性は変わらないという報告がある。(PLoS Med 7, 2010)

• タミフル単剤よりも『タミフル+アマンタジン』や『タミフル+リバビリン』併用群の方が効果が高い可能性があると報告がある。(Lancet Infect Dis. 2017 Dec;17(12):1255-1265)

これらから作用機序が同じ抗インフルエンザ薬であれば、効果は減弱する可能性はあるが、作用機序が異なる抗インフルエンザ薬であれば、抗ウイルス効果は高くなる可能性があると考えられる。

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お知らせ

  • 書籍『医薬品情報のひきだし』(医学書院)発売。

    2020.10.26

    2020年10月26日(月)にCloseDiのコンテンツをベースにした『医薬品情報のひきだし』(B5判、324頁、3600円(税抜)、医学書院)が発売されました。

    ・「医薬品情報に関する問い合わせ→回答」までのストーリーが図として1ページにまとめてあるので、わかりやすく、楽しく読み進められることが特徴です。

    ・表紙や裏表紙の裏はお役立ちツールで本に記載があるQRコードからダウンロード可能です。

    ・CloseDiの閲覧数を参考にした重要度スコアランキングも付録として掲載しています。

  • ビジュアルDI内に「イラスト医薬品情報」を追加しました

    2020.10.1
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