【Q】カンピロバクター腸炎の治療薬は?

【A】軽度症例は補液などの対症療法のみ。
重症例や免疫不全者は抗菌薬の適応である。
クラリスロマイシン (CAM) 1回200mg 1日2回、3〜5日間
アジスロマイシン (AZM) 1回500mg 1日1回、3〜5日間
エリスロマイシン (EM) 1回200mg 1日4回、3〜5日間
※世界的にキノロン系の耐性化がすすんでいる。
※現在(2016年)はマクロライドが第一選択となっているが、耐性が発現している。
症状 : インフルエンザ様症状であり、ギランバレー症候群の原因となる可能性がある。
〔参考 : JAID / JSC 感染症治療ガイドライン2015 -腸管感染症-〕
http://www.kansensho.or.jp/guidelines/pdf/guideline_JAID-JSC_2015_intestinal-tract.pdf

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2025年11月5日 供給状況の変更情報 【供給状況の変更】 供給停止に移行:10品目 限定出荷に移行:1品目 限定出荷解除に移行:7品目 【その他情報(理由・見込み)の更新】 限定出荷中の品目:2品目 =============...

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