【Q】トランサミン (トラネキサム酸) 使用による血栓への影響は?

【A】国内においてトラネキサム酸を使用することにより心筋梗塞、脳梗塞などの血栓症が誘発された症例報告がある。海外においても同様に、血栓と脳虚血の合併症の頻度を増大させると報告があるが、血栓を形成しないとの報告もあり、明らかにされていない。

トラネキサム酸が血栓症を誘発したと考えられる症例
1. 出血性疾患に対してトラネキサム酸を使用後に静脈血栓塞栓症を発症した2症例 (心臓Vol.45 No.7(2013))
2. 上部消化管出血に対するトラネキサム酸使用が誘因となり膝窩動脈血栓症を発症したと推測された1例(JJAAM, 14 No.11, 748-752 14 (2003))

慎重投与
血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)及び血栓症があらわれるおそれのある患者[血栓を安定…

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