【A】基本的には単独投与であるが、中心静脈ラインの側管から投与可能であると考えられる。側管投与は、別の栄養輸液との接触が短いため、イントラリポスの粗大粒子の増加が起きにくいためと思われる。
大塚製薬のHP にも中心静脈ラインの側管からの投与方法が記載されている。
各種栄養輸液の投与ルート側管からイントラリポス輸液20%を投与した平均粒子径と直径5μm以上の粗大粒子値は、エルネオパ2号輸液、ネオパレン輸液+エレメンミック注、アミノトリパ2号輸液+オーツカMV注、アミノトリパ2号輸液+エレメンミック注、ビーフリード輸液、フィジオ35輸液において規定内であり、著明な変化は認められなかった
(参考 : 輸液製剤の特徴から見た輸液ライン管理のあり方 ~輸液ライン管理における医薬品に関連した諸問題とその対策~, 静脈経腸栄養, 2014,Vol.20 No.2, 31(717) )
※各医療担当者の裁量と判断になります。