【Q】DPP-4阻害薬やGLP-A受容体作動薬は膵臓ガンのリスクをあげるか?

【A】DPP-4阻害薬やGLP-A受容体作動薬は膵臓ガンのリスクをあげるとは認められなかった。

対象者 2型糖尿病患者97万2384人 DPP-4阻害薬やGLP-A受容体作動薬の使用開始。
→1221人が膵臓ガンと診断されたが、有意に膵臓ガンのリスクは上昇しなかった。(95% CI, 0.84 – 1.23)
(Azoulay L,et al.Incretin based drugs and the risk of pancreatic cancer: international multicentre cohort study.BMJ. 2016 Feb 17;352:i581.)
http://www.bmj.com/content/352/bmj.i581

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】エビリファイは糖尿病患者に使用可能か?

【A】エビリファイは糖尿病患者において禁忌となっていないが、有益性が上回る時のみ使用できると警告に記載されている。 エビリファイは他の抗精神病薬であるセロクエルやジプレキサとは異なり、糖尿病患者にお...

新着記事

ロスーゼット錠、エゼアト錠、リバゼブ錠の一包化の可否は?

【質問】ロスーゼット、エゼアト、リバゼブの一包化は可として良いでしょうか。一包化が必要な患者については、配合剤ではなく、それぞれ処方してもらった方が適切なのでしょうか。 【回答】 ロスーゼット配合錠 ...

緑内障患者への抗コリン作用薬処方時の対応と判断基準は?

【質問】緑内障で抗コリン作用薬が使用できない閉塞隅角緑内障か、使用することで急性緑内障発作の可能性がある狭隅角か、使用可能な緑内障か、どのように判断していますか? 日本眼科医会の緑内障連絡カードや本...

ゲンタマイシン注の投与におけるトラフ値・ピーク値は?

【質問】ゲンタマイシン注(GM)についてご教示ください。 中等度腎機能低下で150mg1日1回の投与方法で開始したところ、トラフ値1.8、ピーク値10前後(だったと思います)の結果を受けて60mg1日1回へ減量しま...

新着記事をもっと見る