【A】トラマドール (トラマール) とペンタゾシンはどちらもμ受容体に作用するため、作用が増強する可能性がある。よって、痙攣閾値の低下や呼吸抑制に注意が必要である。添付文書上は併用注意となっている。
トラマドール自体に結合親和性はなく、代謝物がμ受容体に部分作動薬として作用する。ペンタゾシンも同様に部分作動薬である。
トラマールOD錠 添付文書
オピオイド鎮痛剤
痙攣閾値の低下や呼吸抑制の増強を来すおそれがある。
本剤 (トラマール錠) と相加的に作用が増強されると考えられる。
ラット脳を用いた受容体結合実験において、トラマドール塩酸塩はδ及びκ-オピオイド受容体よりもμ-オピオイド受容体に高い結合親和性を示した。(引用 : トラマールOD錠 添付文書)
http://www…