A】レボセチリジン(商品名 : ザイザル)がラセミ体であるセチリジン(商品名 : ジルテック)の治療上の活性本体であり、ラセミ体から光学分割することで用量がセチリジンの半量になる。つまり、レボセチリジン(商品名 : ザイザル)の用量はセチリジン(商品名 : ジルテック)の半量であると考えられる。
さらに以下の臨床試験よりジルテック10mgはザイザル5mgと臨床的に同等と考えられる。
季節性アレルギー性鼻炎患者を対象とした海外第Ⅲ相試験(A222 試験)
セチリジン10mg 及びプラセボを対照としたレボセチリジン(5mg 錠1 日1 回夜、1週間投与)の有効性及び安全性を比較する多施設共同、ランダム化、二重盲検、並行群間比較試験・プラセボ群:1 日1 回(夜)
・レボセチリジン(LCTZ)群:5mg、1 日1 回(夜)
・セチリジン(CTZ)群:10mg、1 日1 回(夜)全投与期間(1 週間)でのレボセチリジン群とセチリジン群のT4SS の調整済み平均値の差の90%CI(-0.41~0.17)は、セチリジンの平均スコアの20%区間内(-0.78~0.78)範囲内で…