【A】アタラックス錠はヒドロキシジン塩酸塩であり、アタラックス-Pカプセルはヒドロキシジンパモ酸塩である。アタラックス錠が発売された後にアタラックス-Pカプセルが発売された。アタラックス錠は味が苦く、潮解性があるのに対して、アタラックスPカプセルは味がわずかに苦く、吸湿性はない。アタラックス錠の苦味と吸湿性を製剤的に改良した薬剤がアタラックスPカプセルと言える。
なお、アタラックス-Pカプセル 1Cp中にはヒドロキシジンパモ酸塩 42.61mg(ヒドロキシジン塩酸塩 25mgに相当)が含有している。
ヒドロキシジンの活性代謝産物はセチリジンである。
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