緑内障患者への抗コリン作用薬処方時の対応と判断基準は?

【質問】緑内障で抗コリン作用薬が使用できない閉塞隅角緑内障か、使用することで急性緑内障発作の可能性がある狭隅角か、使用可能な緑内障か、どのように判断していますか?

日本眼科医会の緑内障連絡カードや本人が眼科医から説明を受けて理解している場合は安心なのですが、確認がとれない場合や判断がつかない場合は疑義照会して結局処方を変更してもらうことがあります。 他のご施設ではどのように対応されていらっしゃるのか参考までにご教示頂けると幸いです。

【回答】

AIPHARMAからの回答 https://aifaq.aipharma.jp/user/#/searchBulletinBoard?id=1574&code=sWBX58LNPAHy387

回答①本人から確認がとれない場合は、かかりつけの眼科医に直接連絡して確認しております。

眼科医にすぐに確認がとれない場合は処方医に相談の上、眼科医に確認がとれるまでは投与開始しない、または代替薬を選択する、のどちらかで対応することが多いです。


緑内障患者への抗コリン薬の投与に関する慎重な対応、大変参考になりますやはりリスクを考えると、確実な情報が得られるまでは慎重な対応が望ましいと考えられます。

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