【Q】ループ利尿薬の換算・使い分けは?

【コメント】フロセミド (ラシックス)は持続時間は短いが高血圧などの適応症が多く、急性期に使いやすい。アゾセミド (ダイアート) は持続時間が長く、うっ血性心不全群に対してフロセミドよりも優れているとのデータがあるため慢性期に使いやすいと思われる。
以下、詳細を記載する。

 

ループ系利尿薬とは?

ループ系利尿薬には『ラシックス』(成分名:フロセミド)、『ルプラック』(成分名:トラセミド)、『ダイアート』(成分名:アゾセミド)が代表的な薬剤として挙げられます。
ループ系利尿剤の作用機序はヘンレループ上行脚のNa-K-2Cl共輸送体を阻害し、Na+の再吸収を抑制します。強力な利尿作用をもちますが抵抗性(利尿作用の効果が効きづらくなる)を生じやすいと言われています。

また尿中へのCa排泄を増加させるため、高Ca血症の改善に有用ですが、低Ca血症に注意が必要です。

 

ループ利尿薬の各薬剤の特徴

作用時間の違いから持続型ループ利尿薬、短時間作用型ループ利尿薬に分類されます。

ラシックス(成分名:フロセミド) ‥短時間作用型ループ利尿薬 (作用時間6時間) ルプラック(成分名:トラセミド)‥(作…

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