【Q】ループ利尿薬の換算・使い分けは?

【コメント】フロセミド (ラシックス)は持続時間は短いが高血圧などの適応症が多く、急性期に使いやすい。アゾセミド (ダイアート) は持続時間が長く、うっ血性心不全群に対してフロセミドよりも優れているとのデータがあるため慢性期に使いやすいと思われる。
以下、詳細を記載する。

換算 : フロセミド40mg≒アゾセミド60mg≒トラセミド8mg
(臨床試験の比較やSuperiority of Long-Acting to Short-Acting Loop Diuretics in the Treatment of Congestive Heart Failure : The J-MELODIC Studyなどを参考)

 

持続型ループ利尿薬
アゾセミド (ダイアート) 1日1回60mgが常用量
作用時間12時間 (参考 : 山田 和生 他. 基礎と臨床 1984;18(9):4471-4490)
適応 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫

 …

キーワード検索

新着記事

【Q】ケイキサレートとカリメートはどのような違いがあるのか。用量依存的なK低下効果が得られるのか知りたい。

【A】両薬剤ともポリスチレンスルホン酸であるが、ケイキサレートの成分はNa塩、カリメート の成分はCa...

【Q】ピロリ菌除菌後にPPIを継続する必要があるか?

【A】消化性潰瘍の患者は除菌後も継続する必要がある。それ以外の患者では必要はないと考えられる。 ピ...

【Q】エビリファイは糖尿病患者に使用可能か?

【A】エビリファイは糖尿病患者において禁忌となっていないが、有益性が上回る時のみ使用できると警告に...

【Q】フォルテオ皮下注キットで血圧低下が発生した事例は報告があるか?頻度はどの程度か?

【A】フォルテオ皮下注キットの成分はテリパラチド (合成副甲状腺ホルモンPTH) である。PTH は血管平滑...

【Q】クレキサン皮下注は腹部のみか?

【A】添付文書の「使用上の注意」には「腹部に皮下投与」と記載があるため、腹部のみの使用である。 &nb...

【Q】ニフレック配合内用剤は室温保存だが、夏場の時期、室内でも高温になることがある。冷蔵庫で保管してもよいか?

【A】ニフレック配合内用剤は室温保存である。 日本薬局方で「室温は1 ~ 30°C」と定義されているため、...

【Q】ビタジェクト注キットがA液とB液に分けられている理由は?

【A】ビタジェクト注キットはA液とB液でpHが大きく異なっており、安定性を保つためにA液とB液に分けられ...

【Q】デカドロン錠からデキサート注射液に切り替える際の換算は?

【A】デカドロン錠 (デキサメタゾン) のバイオアベイラビリティーは78%であることから、理論上はデカド...

【Q】シュアポスト錠とインスリンは併用可能か?

【A】併用可能である。シュアポスト錠の適応は「2型糖尿病」であり、インスリンとの併用も可能である。 ...

【Q】サンドスタチン皮下注の副作用として月経不順はあるか?

【A】サンドスタチン皮下注用による「月経不順」や「月経異常」の副作用の報告はない。 インタビューフ...

人気記事

【Q】ループ利尿薬の換算・使い分けは?

【コメント】フロセミド (ラシックス)は持続時間は短いが高血圧などの適応症が多く、急性期に使いやすい...

【Q】アレジオン点眼液0.05%は小児は何歳から使用可能か?

【A】7歳以上から可能であると考えられる。   以下添付文書 (アレジオン点眼液0.05% 第5版)より抜...

【Q】パタノール点眼液0.1% は小児に対して何歳から使用可能か?

【A】1歳以上から使用可能であると考えられる。   以下添付文書 (パタノール点眼液0.1% 第7版)よ...

【Q】ゾフルーザ錠は小児は何歳から使用可能か?

【A】12歳未満の小児に対しては体重別に以下の投与量となり、10kg以上の小児に投与可能である。 40kg以...

【Q】パントール注射液はなぜ腸管麻痺イレウスに効果があるのか?

【A】パントールはアセチルコリンの生成を促す。アセチルコリンを増強することで副交感神経を刺激する。...

【Q】コンタクトレンズ装着のまま点眼可能な抗アレルギー薬は?

【A】アレジオン点眼液0.05%がコンタクトレンズ装着のまま使用できる代表的な点眼液である。 点眼薬は...

【Q】カチリと亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違いは?

【A】カチリ=亜鉛華軟膏+フェノール(消毒薬) カチリは亜鉛華軟膏にフェノール(消毒薬)が含有して...

【Q】グーフィス錠が食前投与である理由は?

【A】グーフィス錠は食後よりも食前の方がより便通改善の効果が期待できると考えられる。そのため、グー...

【Q】酸化マグネシウムとPPI・H2遮断薬との相互作用は?

【A】酸化マグネシウムと酸分泌抑制剤 (PPI・H2遮断薬)を併用することにより酸化マグネシウムの緩下作用...

【Q】リンゼス錠0.25mgの食前投与の理由は?

【A】食前投与に比べて食後投与で軟便、下痢の症状が多かったため食前投与となっている。(健康成人 (第1...