【Q】16FrのNGチューブ使用患者のおけるカリウム補充はグルコンサンK細粒かケーサプライ錠のどちらが良いか?

【A】NG (経鼻胃管) チューブからの投与はグルコンサンK細粒4mEq / gが好ましいと考えられる。

グルコンサンK細粒4mEq/gは【最小通過サイズ8Fr・水 (55℃)】 の条件で10分で簡易懸濁可能。 用法は1日3~4回。
(参考 : 内服薬 経管ハンドブック 第3版)

ケーサプライ錠600mgは徐放性製剤 (1日2回) であるため粉砕不可。簡易懸濁に関する情報なない。
(参考 : 錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック 第7版)

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】ニフェジピン製剤の簡易懸濁法の可否は?

【質問】ニフェジピン製剤の簡易懸濁法による経管投与について。現在、セパミット-R細粒2%が出荷停止となっており、ニフェジピン製剤の経管投与で困っている施設も多いかと思います。その中で、ニフェジピンカプ...

新着記事

ツイミーグ (イメグリミン)はヨード造影剤と併用可能か?

【質問】メトホルミンはヨード造影剤と併用注意ですが、構造が似ているツイミーグ (イメグリミン)はヨード造影剤と併用しても問題はないのでしょうか? 【A】ツイミーグ (イメグリミン)は、メトホルミンと構造が...

甲状腺機能低下症の患者に対して沈降炭酸カルシウムが投与禁忌である理由は?

【質問】沈降炭酸カルシウム (商品名 カルタン)は、何故、甲状腺機能低下の患者に投与禁忌なのですか 【A】甲状腺機能低下症の患者は、カルシトニンの分泌が抑制されるため、血中のカルシウム濃度が高くなってし...

アバロパラチド(オスタバロ皮下注)からテリパラチド(フォルテオ皮下注)への切り替えは可能か?

【質問】アバロパラチドを開始しましたが、新薬の処方日数制限があり、14日毎の外来通院が難しく、2か月治療後継続困難となりました。テリパラチドへの切り替えは可能でしょうか?また、切り替えを検討する際、テ...

新着記事をもっと見る