【A】小児における解熱鎮痛剤の第一選択は「アセトアミノフェン」と考えられますが、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で小児に推奨されるのは「イブプロフェン」である。海外でも「イブプロフェン」は子供の中で最も一般的に使用されるNSAIDsである。「ボルタレンサポ」などは、脳症との関連性の指摘からウイルス性疾患 (水痘、インフルエンザ等) の患者には原則として投与してはいけない。
選択的シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害剤は小児においてあまり一般的ではないとされている。
「アスピリン」の使用は、ライ症候群との関連性のために1970年代から減少している。
『ブルフェン®』(成分名 : イブプロフェン)は小児で最も一般的に使用されるNSAIDsである。(Minerva Pediatr.7: 82-99, 2019)
ブルフェン錠 効能又は効果/用法及び用量
下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
関節リウマチ、関節…