【質問】腹痛に対してアセトアミノフェンの内服が処方されるケースがあるが、どれほど効果が期待できるのか?
【回答】急性腹症診療ガイドライン 2015において「痛みの強さに関わらずアセトアミノフェン1,000mg静脈投与」が推奨されています。(急性腹症診療ガイドライン 2015 急性腹症の初期治療)
静注と比較すると効果発現時間は短くなりますが、経口のアセトアミノフェンも同様に腹痛に対して効果があると考えられます。
「どれほど効果があるのか」については、腹痛の原因によって異なります。腹痛の原因は以下に挙げるとおり、様々で緊急を要する疾患から、短期間で症…