【Q】ブロムワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素の鎮痛補助に関する作用機序は?

【質問】ブロムワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素が鎮痛補助剤として使われる場合の機序はどのようになっているのでしょうか?また、相互作用、注意点はありますか?

【A】「ブロムワレリル尿素」、「アリルイソプロピルアセチル尿素」の鎮補助に関連した作用機序は明らかとなっておりません。一方で、ブロムワレリル尿素の鎮作用の作用機序については、明らかとなっています。「ブロムワレリル尿素」はBrが含有されているため、体内のCl-と置換されます。抑制性神経伝達物質のGABAやグリシンは細胞内外のCl-濃度と関連しているため、「ブロムワレリル尿素」のBrが体内のCl-と置換されることにより、鎮静効果が生じると考えられます。

以下の添付文書に記載されている内容からも、鎮静作用の面から鎮痛補助に対して効果があることが理解できます。

Goodman and Gilman’s the pharmacological basis of therapeuticsには「ブロムワレリル尿素」、「アリルイソプロピルアセチル尿素」に関する記載はありませんで…

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

キーワード検索

お知らせ

  • ビジュアルDIを「薬剤師イラスト素材集」にアップデートしました。

    2021.3.6

    講演会や勉強会開催でのスライド資料作成や実習生への指導などに役に立つ「素材集」です。

    プレミアム会員のみがダウンロードできます。

  • 書籍『医薬品情報のひきだし』(医学書院)発売。

    2020.10.26

    2020年10月26日(月)にCloseDiのコンテンツをベースにした『医薬品情報のひきだし』(B5判、324頁、3600円(税抜)、医学書院)が発売されました。

    ・「医薬品情報に関する問い合わせ→回答」までのストーリーが図として1ページにまとめてあるので、わかりやすく、楽しく読み進められることが特徴です。

    ・表紙や裏表紙の裏はお役立ちツールで本に記載があるQRコードからダウンロード可能です。

    ・CloseDiの閲覧数を参考にした重要度スコアランキングも付録として掲載しています。

過去のお知らせ一覧

新着記事

【Q】肺がん患者に吸入薬が使用されるか? ステロイドや抗コリンなど推奨は?

【質問】肺がん患者に吸入薬が使用されることはありますか? また、ステロイドや抗コリンなど推奨される...

【Q】ロコアテープの適応症に関する保険審査は?

【質問】ロコアテープの適応症は、「変形性関節症における鎮痛・消炎」となっている。腰痛で処方の場合...

【Q】エタノールを添加物として含有しない経皮鎮痛薬(貼付剤以外)はありますか?

【Q】アルコールを添加物として含有しない経皮鎮痛薬はありますか? 【A】おそらく湿布剤やプラスター剤...

【Q】Ca値が高値でも使用できる高カリウム血症治療薬は?

【質問】副甲状腺機能亢進症の患者さんが高カリウム血症のためカリメート散を内服していたが、Caが高値...

【Q】妊婦・授乳婦に投与禁忌または、疑義照会の対象となる漢方薬は?

【質問】妊婦・授乳婦に投与禁忌または、疑義照会の対象となる漢方薬は?様々なホームページで禁忌の生...

更新記事

【Q】混注後の輸液キャップが外れた場合の対応について

【質問】混注後の輸液キャップについて  無菌室にて混注・キャップをして持ち出したあと、冷蔵庫でキャ...

【Q】ネリプロクト軟膏に含まれているステロイドのランクは?

【A】「ネリプロクト軟膏」に含まれているジフルコルトロンは「ネリゾナ」と国内ステロイドランクが同じ...

【Q】ネリプロクト軟膏と強力ポステリザン軟膏はどちらがステロイドランクが高いか?

【A】「ネリプロクト軟膏」の成分は「ジフルコルトロン吉草酸エステル (ネリゾナ軟膏)」と同じです。そ...

【Q】ニフェジピン製剤の簡易懸濁法の可否は?

【質問】ニフェジピン製剤の簡易懸濁法による経管投与について。現在、セパミット-R細粒2%が出荷停止と...

【Q】未使用期間があった場合のレスピマット製剤(スピリーバ・スピオルト)の再プライミング日数の設定根拠は?

【質問】スピリーバやスピオルトのレスピマットの期間空いた際の噴霧について。7日以上使用しなかった際...

新着コメント

【Q】妊婦・授乳婦に投与禁忌または、疑義照会の対象となる漢方薬は?

【質問】妊婦・授乳婦に投与禁忌または、疑義照会の対象となる漢方薬は?様々なホームページで禁忌の生...

【Q】自家製剤加算は「割線の有無」や「顆粒と散剤の剤形違い」で算定可能か?

【質問】自家製剤加算について質問です。半錠は「同剤形」に「同規格」がなく割線があれば算定していま...

【Q】水剤や点眼剤、貼付剤などに「開封後はなるべく速やかに使用」と記載があるが、どれくらいの期限まで使用可能か?

【質問】「開封後はなるべく速やかに使用」と水剤や貼付剤に記載されていますが、目安となる期間はどれ...

【Q】薬局から病院に点滴などを分譲することは可能か?

【質問】院外薬局に処方できる注射薬には規定がありますが、たとえば アセリオを病院が薬局に分譲依頼 →...

【Q】分注後のプリビナ点眼の期限は?

【質問】分注後のプリビナ点眼は蓋をすれば期限いっぱいまで使えるのでしょうか? 一度開封した時点で無...

関連記事

【Q】小児に使用できるNSAIDsは?

【A】小児における解熱鎮痛剤の第一選択は「アセトアミノフェン」と考えられますが、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で小児に推奨されるのは「イブプロフェン」である。海外でも「イブプロフェン」は子供の中で...

【Q】アセリオ点滴静注とはどのような薬剤ですか?

【A】 2013年に発売されたアセトアミノフェン静注剤 海外では2002年に発売されている バイオアベイラビリティは89.6%であり、アセリオ点滴静注投与後30分以降は経口製剤と同様の推移を示す。 アセリオ点滴静注 C...