【Q】アピドラ注はノボラピッド注よりも効果発現が早いか?

【A】アピドラ注のほうがノボラピッド注と比較して効果発現は若干程度早いと考えられる。

アピドラ注

<用法及び用量に関連する使用上の注意>
(1) 本剤の血糖降下作用は速効型インスリンと同等であるが、作用発現は速効型インスリン製剤 より速い。本剤は食直前(15 分以内)に投与すること.

作用発現時間(分)
速効型インスリン 29.07±17.44
グルリジン (アピドラ注) 11.34±3.08
インスリン リスプロ (ヒューマログ注) 13.28±5.84
(参考 : アピドラ注 インタビューフォーム )

 

ノボラピッド注
血糖降下作用のおよその目安
作用発現時間 10…

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】インスリン注射は何単位まで増量可能か?

【質問】1型糖尿病患者において、1日4回のインスリン注射の合計単位数が100を超えてなんとかコントロールできている場合、これを継続していても害はないのでしょうか?(高インスリン血症など)  トレシーバの添付...

【Q】宗教上の理由で動物由来の製剤を使用できない患者にインスリン製剤を使用を予定している。ヒューマリンRとノボラピッドは動物由来のものか?

【A】ヒューマリンR注ミリオペンおよびノボラピッド注フレックスタッチは、ヒトインスリンを遺伝子改変した製剤である。動物製剤由来ではないと考えられる。 ヒトインスリン製剤が登場する前に使用されていたイン...

【Q】アピドラ注はノボラピッド注よりも効果発現が早いか?

【A】アピドラ注のほうがノボラピッド注と比較して効果発現は若干程度早いと考えられる。 アピドラ注 <用法及び用量に関連する使用上の注意> (1) 本剤の血糖降下作用は速効型インスリンと同等であるが、作用発...

【Q】インスリン製剤の保存方法と使用可能期間は?

1 : 未開封の場合 凍結を避け、2〜8℃に遮光して保存 2 : 開封後の場合 基本は1〜30℃の遮光して室温保存 ノボラピット® トレシーバ® レベミル → 4週間(30℃以下) ノボリン® ノボラピッド® → 6週間(30℃以下) ...

新着記事

アミオダロンとゾコーバが併用禁忌ではない理由は?

【質問】アミオダロンとパキロビットは併用禁忌ですが、 アミオダロンとゾコーバは併用禁忌ではないのは なぜでしょうか。 【回答】 アミオダロンはパキロビッドとの併用はリスクが明確なため禁忌とされています...

opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用は0.5mg規格のみか?

【質問】opioid naive患者 に対するフェンタニルパッチの使用ができるようになったのは低用量0.5mgの1日製剤だけでしょうか?3日製剤は適応外となりますか? 【A】オピオイドナイーブ患者に対してフェンタニル...

PPN製剤をCVポートから投与可能か?

【質問】PPN製剤をCVポートから投与することは可能なのでしょうか? 【A】PPN(末梢静脈栄養法)は通常、末梢静脈から投与されますが、成分や技術的にはCVポート(中心静脈カテーテル)からの投与も可能と考えら...

新着記事をもっと見る