【A】プロマック含嗽液は「化学療法における口内炎の予防・治療」や「重症口内炎」に用いられる院内製剤です。既製品はないため、独自に作成する必要があります。
病院によって作成方法は様々ですが、いくつか例を以下に示します。
P液(プロマック含嗽水)
・プロマックD錠75mg 7錠
・注射用水 5mL
・カルボキシメチルセルロースナトリウム 2.1g
・精製水 適量
全量 210mL※カルボキシメチルセルロースナトリウムは食品添加物として用いられています。
小児
・プロマックD錠75mg 3錠
・注射用水 3mL
・カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.84g
・精製水 適量
全量 84mL適応 : 重症口内炎
用法・用量
1日6回 1回5ml
11歳以下 1日4回、1回3ml
11歳以上 1日4回、1回5ml使用前によく振り、5mlほど口に含む。服用後、30分程度は飲食は避ける。
(病院薬局製剤事例集 日本病院薬剤師会 監修)
P-AG液
・プロマックD錠75 3錠
・アルロイドG 適量(75ml)
水を加えて 全量100mL適応 : 化学療法における口内炎の予防、治療
(病院薬局製剤事例集 日本病院薬剤師会 監修)