【質問】軟膏の配合変化について質問です。ハンドブックに載っていない組み合わせのとき、みなさんはどのように考えていますか?軟膏、クリーム、o/w、w/oなどいろいろなワードを習いましたが、結局配合しても問題ないと実験されているものもあれば、予想に反して混合できないこともあります。また、アンフラベート軟膏のように添加物の影響で配合可否が変わることもあります。混合を実施するか、疑義で重ね塗りもしくは別剤への変更を依頼するか、この線引きがわからず困っています。
【A】軟膏の配合変化は「軟膏・クリーム配合変化ハンドブック」を参考にして、混合可否の判断をしていくことが最も効率的と考えられます。ただし、書籍に記載されていない軟膏も多くあるため、混合の可否の目安は「軟膏」、「クリーム」、「o/w」、「w/o」を考慮して判断することになります。
基剤による混合可否の目安
1. 油脂性基剤同士なら◯2. 水溶性基剤同士なら◯
3. 水中油型(O/W)クリーム+油脂性基剤=×
4. 水中油型(O/W)クリーム+油中水型(W/O)クリーム=×
5. ゲル基剤の混合はどの基剤とも×
6. 水中油型(O/W)クリーム同士、油中水型(W/O)クリーム同士などその他の組み合…