【A】以下の理由より、粉砕可能と考えられる。簡易懸濁法も可能である。
オプスミット錠10mgを粉砕したときの安定性
【条件】 蓋付きシャーレ、温度 30°C、相対湿度 75%、6 ヵ月間保存
外観変化、マシテンタン含有率、分解物含有率、水分含有率 について安定しているとデータあり。
(アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社 によるデータ)
簡易懸濁法
シリンジにオプスミット錠10mgを1錠入れ、シリンジ内に約 55°Cの精製水の温湯20mlを吸 い込み、5分間自然放置した後、シリンジを90度角で15 往復横転させた。その結果、微細均一に懸濁し、3Fr経管栄養チューブを通過した。 (20°Cの精製水やジュースでは微細均一には崩壊しない)(アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社 によるデータ)