【Q】エリキュース錠の手術前休薬期間は?

【A】低リスクであれば24時間以上、高リスクであれば48時間以上の休薬が必要である。

出血に関して低リスク又は出血が限 定的でコントロールが可能な手術・侵襲的手技を実施 する場合は、前回投与から少なくとも24時間以上の間 隔をあけることが望ましい。 中~ 高リスク又は臨床的に重要な出血を起こすおそれのあ る手術・侵襲的手技を実施する場合は、前回投与から 少なくとも48時間以上の間隔をあけること。

(エリキュース錠 添付文書 第8版)  http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/670605_3339004F1029_1_12.pdf

会員登録をしていただくと全文お読みいただけます。

会員登録していただくとできること
記事を全文閲覧できます。 記事を全文閲覧できます。
記事の全文が検索できます 記事の全文が検索できます。
週1回メルマガが届きます 週1回メルマガが届きます
質問投稿することができます 質問投稿することができます

関連記事

【Q】「深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症」に対して、イグザレルトやエリキュースには高用量開始であるがリクシアナには記載がない理由は?

【A】リクシアナは、「深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症」の患者に対しては、急性期の適切な初期治療(未分画ヘパリンやアリクストラ皮下注)後に開始する必要があるためです。 DOAC発売前は、「深部静脈血栓症及...

【Q】DOACの4剤、それぞれの特徴の違いは?

4種のDOACの違いのまとめ 標的因子:ダビガトランのみトロンビン(トロンビン阻害薬)、その他は第Xa因子(Xa阻害薬)。 中和剤:ダビガトランのみ存在(イダルシズマブ) 剤型:リバーロキサバンのみ細粒あり。エドキ...

【Q】手術前におけるシロスタゾール錠の休薬期間は?

【A】シロスタゾール錠は48時間で血小板凝集機能回復するため大手術の場合は約3日前に中止することが望ましいと考えられる。出血高危険度の消化器内視鏡は1日間の休薬もしくは当日休薬する。生検・出血が低危険度...

【Q】エリキュースの術前中止期間は?休薬期間は?

【A】以下のように、低リスク患者、高リスク患者、腎機能に応じてエリキュースの術前中止期間は変わってくる。術前中止基準についてはエビデンスが十分ではなく、ガイドラインにも示されていないため、文献を参考...

新着記事

サンフォードガイドに記載されていない抗菌薬(CTM, CMZ, FMOX, CZOP)の実臨床での最大用量は?

A. 『JAID/JSC感染症治療ガイドライン2019』に以下の記載がある。 〈呼吸器感染症の項目〉 ・CTM 点滴静注 1 回 1~2g・1 日 2~3 回(添付文書最大 4g/日) ・CZOP 点滴静注 1 回 1g~2g・1 日 4 回(添付文書最大 4g/...

TPN下におけるVitB1の用量と脂肪乳剤の投与方法について

【質問】TPN施行時の他施設での対応について教えてください。 ①VitB1の用量について 当院採用の製剤はフルカリックです。フルカリックは通常2キット使用した場合にASPENガイドラインの推奨量3mg/日となりますが...

発症8日目以降に使用できるコロナ治療薬は?

【質問】コロナ治療薬について教えてください。 『発症8日目、発熱が持続しているため医療機関を受診された方です。酸素化は問題なく中等症I判断、入院は出来ないためこのような場合でも使える有効な抗ウイルス薬...

新着記事をもっと見る