【Q】ツムラ大建中湯の服用は食前または食間でないとだめか。

【A】「食前又は食間」投与のほうが食後投与よりも吸収がよくなることや添付文書上での適応は「食前又は食間」であるため、「食前又は食間」での服用が推奨される。

作用の激しい附子や麻黄を含む漢方は空腹時服用の方が吸収が遅く安全である。大建中湯の組成は山椒、人参、乾姜(カンキョウ)、膠飴(コウイ)であり、附子や麻黄を含んでいない。また、漢方薬は服薬タイミングで薬効に大きな差がでないという報告もある。よって効果面では食後投与でも問題ないと考えられる。

【Q】漢方は食前投与がいいのか?

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お知らせ

  • 書籍『医薬品情報のひきだし』(医学書院)発売。

    2020.10.26

    2020年10月26日(月)にCloseDiのコンテンツをベースにした『医薬品情報のひきだし』(B5判、324頁、3600円(税抜)、医学書院)が発売されました。

    ・「医薬品情報に関する問い合わせ→回答」までのストーリーが図として1ページにまとめてあるので、わかりやすく、楽しく読み進められることが特徴です。

    ・表紙や裏表紙の裏はお役立ちツールで本に記載があるQRコードからダウンロード可能です。

    ・CloseDiの閲覧数を参考にした重要度スコアランキングも付録として掲載しています。

  • ビジュアルDI内に「イラスト医薬品情報」を追加しました

    2020.10.1
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